イザベル・エベラール

スイスで生まれ父親に育てられたエベラールは、その後、冒険家としての人生を歩むことになります。1897年にアルジェリアに足を踏み入れた彼女は、男装したりイスラム教に改宗したりします。

エベラールは不幸にも鉄砲水に流されて、27歳で命を落としました。

エベラールが赤裸々に綴った日記は、19世紀を記した資料としても大変興味深い内容です。短いながらも刺激に満ちた人生において、彼女が出会い目にした全てが彼女ならではの言葉で綴られています。